Bar疸om

アダム・フィッシャー & ハイドン・フィルハーモニー・ファンクラブ・ニュースレター

「バラートム」とはハンガリー語で「私の友達」という意味です

1999年5月1日 − 第23号

bulletアダム・フィッシャーの新たな挑戦−マンハイム国立劇場オペラ監督に就任予定!
bulletハイドン交響曲集第4集、全世界で発売
bulletハイドンターゲ99プログラム
bulletハイドンフィル・ツアー情報
bulletハイドンクラブ
bullet世界のコンサートホール − エイヴァリー・フィッシャー・ホール
bullet素朴な質問コーナー − 指揮の指示は何語を使うのですか
bulletハイドンフィル Who's who − ウォルフガング・レディク
bullet演奏会情報 − 99年5月6月7月
bulletドイツ語ハンガリー語ミニ講座
bullet編集後記

アダム・フィッシャーの新たな挑戦−マンハイム国立劇場オペラ監督に就任予定!

 前回のバラートムではフィッシャーさんのデンマーク・ラジオ・シンフォニエッタ常任指揮者就任のニュースをお知らせしましたが、新たにドイツのバーデン・ブュルテンブルグ州のマンハイム国立劇場のオペラ監督として、2000年10月から活躍することが決りました。

 マンハイム国立劇場はドイツでは珍しい複数の劇場が集まった総合施設で、オペラ、バレエ、演劇などの複数の部門に分かれています。劇場の創立は1778年まで溯り、数多いドイツの国立劇場の中でも有数の歴史を誇っています。30作品以上のレパートリーを持ち、今シーズンは現在の音楽監督、準メルクルの元、7つの新制作を上演しています。

 フィッシャーさんの、オペラ部門の責任者および音楽監督としての任期は4年間で、多くのオペラ公演を指揮する他、演目の決定や出演者の選定など、多方面で活躍することになります。前号で紹介したインタビューの通り、ハイドンフィルとの活動は従来通り続ける予定で、デンマーク・ラジオ・シンフォニエッタとも年間に4回の公演を行います。反面、今までの多かったチューリッヒ歌劇場での公演は少なくなる見込みです。フィッシャーさんの新たな挑戦を暖かく応援していきましょう。

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ハイドン交響曲集第4集、全世界で発売

 皆さんご存知のように、アダム・フィッシャーさんとオーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルハーモニーは、英国のニンバス・レコードと契約し、ハイドンの交響曲の全曲録音プロジェクトの最中ですが、このほど、待望の第4集がリリースされました。この5枚組みのボックスセットは交響曲第55番から69番までを収録し、演奏時間は5時間以上です。95年および96年に録音された演奏は、オーストリア・ハンガリーの伝統の内にもフィッシャーさん独特のダイナミックな解釈で、とても楽しい交響曲を聴かせてくれます。

 これらの交響曲は、ハイドン後期の作品ほど大きな編成ではありませんが、エステルハーザでのオペラ上演のために拡充されたオーケストラを対象に書かれており、優美で親しみやすいメロディが多くみられます。旅回りの劇団により上演された、喜劇「迂闊者」の付帯音楽を交響曲に編曲した第60番など、オペラや演劇との結びつきの強い作品が収録されています。

 数年前は古楽を中心に複数の団体が競って全集録音を試みましたが、ハイドンフィルは現在も継続している唯一のシリーズです。この事実は104曲全曲録音は如何に大きなチャレンジであるかを証明しています。現在まだ録音されていない交響曲は、20番台数曲と30番台で、来年と再来年の6月に録音する予定です。全集の完結リリースは2001年末の見込みで、ファンとしては待ち遠しい限りです。

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ハイドンターゲ99プログラム

 ハイドンフィルが主役を務める、インターナショナル・ハイドンターゲ99のプログラムの詳細が発表されました。音楽祭は9月9から19日までの11日間で、オペラ「アルミーダ」をはじめ、全部で18の公演があり、ハイドンフィルはこの内7つに登場します。オペラと最終日のマチネーはフィッシャーさんが指揮しますが、今回初めて客演指揮者として、リチャード・ヒッコックスとトレバー・ピノックを招きます。フィッシャーさんに鍛えられたオーケストラが、イギリスの指揮者にどのように反応するか非常に興味があります。

 チケットの申し込みは Buro der Haydn Festspiele, Schloss Esterhazy, A-7000 Eisenstadt, Austria まで郵便、Fax, (+43-2682-61-805)またはEメール(office@haydnfestival.at)で、連絡してください。また、ファンクラブ会員のロバート・エイヴァリーさんのハプスブルグ・カルチャル・ヘリテージでは、チケットはもちろん、ホテルの予約や交通手段のアレンジも受け付けています。今年はウイーンやブラティスラバへの小旅行や、ハンガリー側の宮殿エステルハーザでのバリトン・コンサートなども企画されています。興味のある方は、Habsburg Heritage, 158 Rosendale Road, London SE21 8LG, Great Britain, Fax:+44-181-766-6151, Eメール info@habsburg.co.ukまでご連絡下さい。

 以下、プログラムの概略です。(下線はハイドンフィル)

9/9 19:30

オペラ「アルミーダ」(フィッシャー指揮)

9/10 19:30

チューリッヒ室内オーケストラ

9/11 11:00 「天地創造」メディテイション(室内楽)
19:30 オペラ「アルミーダ」(フィッシャー指揮)
9/12 10:00 「テレジアン・ミサ」
15:00 サックス・カドラッド
19:30 ボー・スコブフス、アリアの夕べ
9/13 19:30 ピッコロ・コンチェルト・ウイーン
9/14 11:00 ハイドン四重奏団
19:30 オペラ「アルミーダ」(フィッシャー指揮)
9/15 19:30

「天地創造」(ヒッコックス指揮)

9/16 19:30 オペラ「アルミーダ」(フィッシャー指揮)
9/17 11:00 ハイドン四重奏団
19:30

ハイドン、モーツアルト(ピノック指揮)

9/18 11:00 ハイドン・バッハナル(民族アンサンブル)
19:30 ハノーバー・バンド
9/19 10:00 「ジュビリエムスミサ」
19:30 交響曲101番他(フィッシャー指揮)

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ハイドンフィル・ツアー情報

ハイドンターゲのレジデント・オーケストラとして創立されたハイドンフィルですが、アイゼンシュタット以外のツアーも精力的に行います。今年は6月にドイツ南西部の街カイザーラウテンで、モーツアルトの交響曲を演奏し、その直後には地元アイゼンシュタットでもコンサートがあります。

 来年以降、2000年3月にはブダペストの春の音楽祭に出演し、ウイーンでも公演を行います。演目は、昨年のハイドンターゲで大好評だったオラトリオ「四季」です。さらに、2001年の1月には、ザルツブルグのモーツアルト週間への客演も予定されています。

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ハイドンクラブ

 ハイドンフェスティバル事務局は、今年から「ハイドンクラブ」を組織しました。これはハイドンターゲやその他のコンサートの開催、ハイドンの書簡や楽譜などの文献の収集や、作品の研究など、フェスティバル事務局の活動を支援する団体です。年会費に応じて、特製CDやサイン会への招待など、各種の特典があります。本ファン・クラブはもちろん、オーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルハーモニーもこの「ハイドンクラブ」には直接関係していませんが、ハイドン研究のの詳しい情報が入手できるので、ファンには興味深いかもしれません。

 「ハイドンクラブ」に関する詳細は、ハイドンターゲのチケット同様、ハイドンフェスティバル事務局(Haydn Festspiele)までお問い合せ下さい。

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ドイツ語ハンガリー語ミニ講座

メニューをお願いします。

bulletDie Speisekarte, bitte.(ディ・シュパイゼカルテ・ビッテ)
bulletEgy etlapot kernek.(エッジ・エールタポット・ケールネーク)

セットメニューはありますか。

bulletHaben Sie ein Menu?. (ハーベン・ズィ・アイン・メニュー?)
bulletVan napi menujuk? (ヴァン・ナピ・メニューユク?)

ベジタリアン・メニューはありますか。

bulletHaben Sie vegetarische Gerichte?. (ハーベン・ズィ・ベジェターリッシェ・ゲリヒテ?)
bulletVan vegetarianus eteluk? (ヴァン・ベジェターリアーヌシュ・エーテリュク?)

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編集後記

 気候も暖かくなり、だんだん夏の音楽祭シーズンが近づいてきました。フィッシャーさんはハリウッドボールとモーストリー・モーツアルト・フェスティバルの、2つのアメリカの夏の音楽祭に出演します。次号はサラ・チャンと共演する夏の祭典、ハリウッドボールと、ロサンジェルス・フィルハーモニーについて、特集する予定です。

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